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8月9日
テンキーをホットキーに改造する。



テンキーをホットキーに改造する。

引き出しの奥に、なにやらテンキーのような物が。手に取ってよく見たらやはりテンキーだった。

暗闇の中で数年間の眠りに勝手に就いていたもよう。 どうやら発見されるタイミングが悪かったようだ。今現在テンキーには不自由していないため、残念だが電子工作の犠牲になってもらわざるを得ない。 今回はこいつをホットキーに改造してみる。 ちなみに前々回のプロジェクトであるPS/2テンキーの改造についてはこちらテンキーを自作キーボードに改造する(ついでにUSB化)。」をご覧ください。

作業開始。
まず、機種を確認してみると、次のようなところだ。
メーカー: KOKUYO
型番:EAM-UT3NB
発売時期: 不明だが、かなり以前
キー方式:パンタグラフ式
こんなやつです→
KOKUYO EAM-UT3NB


分解。
テンキーには悪いが、さっそく分解させていただく。ペンチとマイナスドライバーでバキバキっと。たいていの人はこれを分解ではなく破壊と言うかもしれない。キーボードと基板はフィルムケーブルで接続されている。キースイッチは、パンタグラフ式。押し下げる感触は良好。出力6本、入力6本、計19スイッチのキーマトリクスを組む。



基板
ケーブルコネクタは表面実装型で、基板からの分離がやや困難なためコネクタ周辺の配線はそのまま再利用する。
つまり、基板をコネクタごと切断し、断線させた配線を延長して使用する計画。

基板
コネクタ周辺。ポンチを打ち、穴を空け、基板に接続する。

今回使用した部品は次の通り。 PIC18F2550、クリスタル発振子20MHz、USBコネクタ、 セラミックコンデンサ100nF、20pF、抵抗器4.7kΩ、 スイッチング用ダイオード、片面基板。

組み立て終了。
裏面の画像。グチョっとしているのはエポキシパテ。頼むからもっときれいになってくれ。
裏面から

外観はこのような感じ。
プラ板で筐体組む

完成
プラ板で筐体組む
1000番のサーフェイサーを3度吹きした。
ホットキーを仕込んだファームウェアを焼いて、PCに接続。
ファームウェアの詳細についてはこちらテンキーを自作キーボードに改造する(ファームウェア編)。」をご覧ください。

お読みいただき有難うございました。 <(_ _)>